ゼロから始めるビットコイン(Bitcoin) /仮想通貨(暗号資産)

ゼロから始めるビットコイン(Bitcoin) /仮想通貨(暗号資産) 初心者に役立つよう情報を配信してます。

これからビットコイン(Bitcoin) やビットコイン以外の仮想通貨(暗号資産)を持とう(購入しようと)取引をしようと思われる方に「役立つ内容を」と思って記事を書いています。

仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービスとは?

仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービスとは?

 

STAKING/仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービスとは?

STAKING/仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービスとは?

仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービス

仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービスとは
簡単に言えば、ある特定の仮想通貨(暗号資産)を一定期間に保有することで、
その通貨の仕組みでデータの処理に協力する事になるので、
その報酬として決められた配当率で、
その保有している通貨が得られると言う仕組みです。

もっと、分かりやすく言えば、
例えば、
「円」をお財布にいれておいても金利はつきません。
でも、「特定の仮想通貨」を特定の取引所やウォレットに保管しておくと、定期的に「金利」がつくようなもの。

そう解釈しれもらえれば分かりやすいと思います。

では、仮想通貨(暗号資産)だとそういう仕組みになるのか、その疑問を紐解いていきましょう。

ステーキングとは?

ステーク(stake)を訳すと「賞金」「特別賞金」とか「賭け」とか「関与」とか出てきますが、この場合は「賞金」「特別賞金」「関与」という意味がしっくりくると思います。

あるいはステーキングサービスで報酬を得る条件として、一定の期間に仮想通貨(暗号資産)をロックする(銀行の定期預金みたい)のもあるので、
「stay(ステイ)」からくる造語なら、滞在しておく、留まらせる、という意味にも捉えられます。

ま、とりあえずは、ステーク(stake)に+ ing を付けて ステーキング(stakeing)で賞金、報酬が得続けるという意味があっているように思います。

仮想通貨(暗号資産)のステーキングとしては、ステーキングサービスをしている通貨を保管している「取引所」「ウォレット」に賞金、報酬が得られていきますよー!そういう意味と解釈してみます。

では、仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービスとは?冒頭でも書いた通りに通貨(コイン)を「取引所」や「ウォレット」に持ち続けていれば、一定のそのコインが少しずつ金利のように得られるサービスになります。

どの仮想通貨(暗号資産)でも、そういうサービスが受けられる訳でもなく、また対象となる通貨を扱っている「取引所」や「ウォレット」が、そのサービスを行っているか否かによっても異なります。

つまり、特定の仮想通貨(暗号資産)であって、ステーキングサービスを行っている「取引所」や「ウォレット」に、その通貨を保有していることが条件になるわけです。

では、なぜ仮想通貨(暗号資産)を保有しているだけで、ステーキングサービスとして報酬・利益が得られるのでしょうか?

ステーキングサービスの報酬・利益が得られる仕組みについて紐解いていきましょう。

ステーキングで得られる報酬・利益にについて

次に仮想通貨(暗号資産)を保有しているだけで報酬・利益が得られるステーキングサービスの仕組について見て行きましょう。

ステーキングサービスで報酬・利益が得られる仕組みとは何ぞや?

まず、仮想通貨(暗号資産)の仕組みをもう一度、ザックリと理解しましょう。

簡単に説明すると仮想通貨(暗号資産)の仕組みは、インターネット上のテクノロジー
「価値化したデータ」が仮想通貨(暗号資産)通貨として価値を持ち、それに必要な、「価値化したデータ」の移行

これはお金の送金をイメージすると分かりますよね

「価値化したデータ」の移行は
「データの送金・決済処理」「価値化したデータの管理・保全

  • これはお金なら、銀行で「送金」、銀行間で「処理」をして「データの送金・決済処理」
  • お金を銀行に預けて管理・保全

こうイメージすると分かりやすいと思います。

まずビットコイン(BTC)で説明すると

仮想通貨(暗号資産)では、「銀行」という役割がありません。

その役割を果たしているのが「ブロックチェーン」であり、そのブロックチェーンをサポートする仕組みが存在します。

ブロックチェーン」は、分散型台帳として、データを保管するブロックにその台帳に取引を検証して、正しい取引のみを互いの台帳に記し、ブロックを繋ぎ合わせて行く仕組みです。

そして、正しい取引情報なのかを決定・管理するための仕組みが存在する訳です。これをコンセンサスアルゴリズムと言われています。

ビットコインでは、ビットコインの仕組としてこれをPoW(Proof of Work:プルーフオブワーク)という仕組みを採用していて、それを行っています。そして、銀行を介さない仮想通貨(暗号資産)では、P2Pネットワーク(ネットワーク参加者で管理し合う)というもので取引が行わている事から、不正を働かせないために、難しい計算式を加えて、データを改ざん出来ない仕組みになってます。

そこで、ビットコインでは正しい取引情報である事のその難しい計算式を解くことでブロックチェーンを繋げて行く為に「マイニング」というものがあります。

そして難しい計算式を解いて、次のデータを保管するブロックに繋げて人に、その報酬としてビットコイン(BTC)が得られるという仕組みです。

では、ビットコインの仕組とステーキングサービスの違いとは何のか?

それを紐解いていきましょう。

ビットコインの仕組とステーキングサービスの違いとは何ぞや?

仮想通貨(暗号資産)の仕組に銀行や管理者が介せずに取引が行われることは理解されたと思います。

ビットコインでは、前記のような仕組みで、不正な取引が行われない為に採用されている難しい計算式をマインングによってデータを繋げていっている。

そして難しい計算式を解くと報酬が得られる。

ここまでも何となくでも分かったと思います。

では、そのビットコインとステーキングサービスの違いについて触れて行きましょう。

ビットコインの仕組とステーキングサービスの違い

ビットコインでは、難しい計算式を解くのに専用のコンピュータを使って、その計算式を解く「マイニング」が採用されています。

これには、電気代であったり、コストであったり、様々な問題がある訳です。

そこで、ビットコインのマイニング方式とは異なる仕組みが開発されてきました。

マイニングの必要性のおさらい

仮想通貨(暗号資産)の仕組みにおいてマイニングは欠かせない訳ですがもう一度おさらいとして銀行を介さない仮想通貨(暗号資産)の決済・取引には、以下の3要素仮想通貨(暗号資産)の取引に必要な

  1. ブロックチェーンで取引データを保存している
  2. 正しい取引情報なのかを決定・管理するための仕組みが存在
  3. データの改ざん、不正取引が出来ない為のマイニング

ビットコインは、②の仕組を支える為に③のマイニング
②の仕組は、PoW(Proof of Work:プルーフオブワーク)
③の仕組は、マシンを使ったマイニング
な訳です。

ビットコインとは異なるマイニング

ステーキングサービスは、ビットコインと違うマイニング方式なの?

ステーキングサービスが採用されている仮想通貨(暗号資産)では、

ビットコインと異なるマイニングもそうですが、そのマイニングの前の「正しい取引情報なのかを決定・管理するための仕組みが存在」

ビットコインでは、PoW(Proof of Work:プルーフオブワーク)と言うものでしたが、

ステーキングサービスが採用されている仮想通貨(暗号資産)では、
その仕組みが異なり、そしてマイニングも異なります。

ステーキングサービスに使われる仕組みって?

ビットコインの仕組では、
マイニングをするのに次の問題がありますが

  • 時間がかかる
  • 高性能なコンピュータ(価格が高い)
  • 大量の電力が必要(電気代がかかる)

これらの問題を解決するために開発されたのが
PoS(プルーフオブステーク / Proof of Stake )という仕組みです。

そして、マイニングの形式もビットコインと異なる仕組みが採用されています。

その仕組みが、

上記のシステムによって発行された仮想通貨は、その通貨を持っている人にマイニング(ブロックチェーンのデータブロック蓄積に必要な算式を解く)する権利を有し、通貨の保有量に対してマイニング報酬が得られという仕組みです。


ビットコインの仕組では、難しい計算式を早く解いた者に報酬が得られる仕組みの早い者勝ちのシステムです。

一方で、PoS(プルーフオブステーク / Proof of Stake )という仕組みを支えるマイニングは、先のように、保有している仮想通貨(暗号資産)の枚数の量によって、それに対してマイニング報酬が得られるという仕組み。

この仕組みの考え方は、発行している通貨を多く持っている人ほど、ブロックを記す権利とその報酬を得ることができる仕組みであれば、ブロックチェーンのセキュリティが強化される。セキュリティーが強化されれば信用度も高まり、通貨価値も上がるメリットがる。このような考え方の上でなりたっていると言われています。

ここまで、何となくでも
ステーキングサービスで報酬・利益が得られる仕組みについは、理解してきたでしょうか?

では、再度、ステーキングサービスで報酬・利益が得られる理由について触れて行きましょう。

ステーキングサービスで報酬・利益が得られる理由

ステーキングサービスで報酬・利益が得られるのは、
前述のようにビットコインとは異なる仕組みの仮想通貨(暗号資産)を保有して、
一定期間に所定の取引所またはウォレットに保管することによって、その通貨のマイニングに参加出来て、マイニング報酬としてその通貨が得られる。

報酬として得られる通貨の枚数は、保有数量や保有期間などの条件に合わせて所定の率で得られるというもの。

まとめると

  • PoS(プルーフオブステーク / Proof of Stake )の仕組を採用した仮想通貨(暗号資産)
  • ステーキングサービスを行っている取引所やウォレットで、
  • その仮想通貨(暗号資産)を保有する件によって、その仮想通貨(暗号資産)のマイニング報酬が得られる

これがステーキングサービスで報酬・利益が得られる理由になります。

現在、その仮想通貨(暗号資産)は
世界最大級の仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)がステーキング事業の対象にしているのは、
Tezos(XTZ)やCOSMOS(ATOM)、Stellar(XLM)などを含む17銘柄です。

日本だと2020年5月末時点で、国内大手のマネックスグループの「Coincheckコインチェック)がステーキング事業へ参入しており、アルトコインの「Lisk(LSK)/リスク」が対象になっています。

「Lisk(LSK)/リスク」は、DPoS(Delegated Proof of Stake)(デリゲーテッド・プルーフオブステーク)というPoSの派生系となるコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

 

以上、仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービスについて綴ってみました。

 

仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービスについて

仮想通貨(暗号資産)のステーキングサービスについて